ロイド=ディ=サルーム

CV:小市眞琴

サルーム王国を統べる王族の第七王子。
転生者であり、魔術師だった前世の記憶を持ったまま成長。
10歳ながら膨大な魔術の知識を持ち、魔人レベルでも震え上がるほどの魔力を内に秘めている。
王位継承や女性、恋愛などには興味が無く、その行動と欲求の全ては自分の大好きな魔術を極めるための研究と実践にのみ注がれている。

グリモワール（グリモ）

CV:ファイルーズあい

かつてサルーム王国を滅亡寸前にまで追いやった古代魔術を操る魔人。
王国の封印書庫にある禁書の中に数百年にわたって封じ込められていたのをロイドが解放し、相まみえる。しかし、ロイドの底知れない魔力と魔術に圧倒され屈服。
かわいらしい使い魔の姿に身を変えてロイドに仕えるようになった。

シルファ

CV:Lynn

サルーム王国に仕える、ロイドを溺愛するメイド。
教育係と護衛を兼ねている。
冒険者たちが憧れるほどの剣の達人であり、“銀の剣姫”の異名を持つ。
一見優しく見えるが、剣術の教育係としてはスパルタ。
かつては冷酷な剣士であり、戦いになるとその本領を発揮する。

タオ

CV:関根明良

異国に伝わる、呼吸を操って人知を超えた力を引き出す“気術”を使う武術家。
修行ひと筋で生きてきたが、イケメンとの素敵な出会いを求めて道場を飛び出し冒険者となった。
しかし、冒険者仲間に恵まれず、ひとりで冒険をしている中でロイドと出会う。
イケメンに弱く、性格は明るくてハイテンション。

レン

CV:高橋李依

賞金首で構成された“暗殺者ギルド”の一員。
“暗殺者ギルド”は生まれつき特異な魔力の性質を持つ“ノロワレ”によって構成されており、レンは肌から毒が溢れ出る“ノロワレ”を持つことから、“毒蛾のレン”と呼ばれている。
普段は厚い服で身を包んでいるが、肌を露出することで周囲に毒を撒き散らすことができる。ボクっ子で、その能力のためか引っ込み思案な性格。

アルベルト

CV:堀江瞬

サルーム王国の第二王子でロイドの兄。王位継承権を持ち、文武ともに優れた人物であり、次期国王の有力候補。
城内でも一目置かれる存在でありながら、周りを見下すような振る舞いなどはせず、部下たちにも優しく、人望も厚い。
周囲は気付いていないロイドが持つ魔術の高い才能を見抜いており、将来は自分の助けになる人物になると期待している。

ディアン

CV:広瀬裕也

サルーム王国の第四王子で、ロイドの兄。
幼い頃から魔術が好きだったが、魔術の才能が無かったために10才で鍛冶師となる道を選び、近隣国のバートラムで鍛冶の技術を学んだ。
剣に魔術を付与した「魔剣」作りを目標とし、将来はサルーム王国に魔剣兵団にすることを望んでいる。職人気質で、口調は荒っぽいが心根は優しい。

アリーゼ

CV:熊田茜音

サルーム王国の第六王女で、ロイドの姉。専属メイドのエリスと一緒にサルーム城の中にある「箱庭の塔」で、大好きな動物を多数飼いながら気ままに暮らしている。
おっとりとした天然系の少女で、兄たちと同様にロイドを溺愛している。
動物や魔獣たちと無意識に繋がる強力な魔力を持っておりレッサーフェンリルなど、高位の魔獣なども従えているが、本人は愛情による信頼関係にあると信じている。

シロ

CV:松井恵理子

森林地帯に生息する狼型の魔獣「ベアウルフ」のうちの一匹。
ロイドの魔力を浴びたことで真っ白でフワフワの姿になり、「シロ」と名付けられた。
鋭い嗅覚と直感力を持ち、その巨体はロイドやシルファを軽々と運ぶことができる。

ガリレア

CV:杉田智和

身体にまとった魔力を粘液に変化させ相手の身動きを封じる「糸のノロワレ」を持ち、「蜘蛛のガレリア」と呼ばれている。
自身の目的のために故郷に向かったジェイドに代わって、暗殺者ギルドを取り仕切って仲間の面倒を見てきた。粘液と巨体を活かしたパワーを組み合わせた戦いを得意としている。
メンバーの性格も熟知しており、混戦の中でも仲間たちをまとめる統率力も持つ。

タリア

CV:明坂聡美

対象を見つめながら自傷すると相手に同じ傷を負わせる「傷のノロワレ」の能力者。その能力ゆえに、自分で付けた傷が多いため「百傷のタリア」と呼ばれている。
剣術を会得しており、「傷のノロワレ」で相手の動きを封殺して攻撃する戦法を得意とする。仲間のために自分が傷を負うことに躊躇しない犠牲的な精神を持つ。
世話好きな性格で、メンバー内では同じ女同士ということもあり、レンの面倒を見ていた。

バビロン

CV:土岐隼一

全身が軟体生物のように柔らかい「軟体のノロワレ」を持ち、全身をねじ曲げてネズミのように小さな隙間を出入りできるため「巨鼠のバビロン」と呼ばれている。
軟体を活かした格闘系の体術を得意とし、感情が計り知れない糸目が特徴。戦いの中では相手を嘲笑するように笑いを漏らす。
一見するとクールだが、他のメンバーと同様に仲間思いで、冷静な判断力と社交的な一面も持っている。

クロウ

CV:永塚拓馬

言葉に魔力をのせて発する「呪詛のノロワレ」を持つ。放つ言葉はすべて魔力を持ったものとなってしまうため、普段は鳥を象ったマスクをしておりその姿から「闇鴉のクロウ」と呼ばれている。
戦いでは、呪詛を飛ばして仲間をサポートする役割を担う。
その体質のためにまともに喋ることができなかったため、口数が少なく、引っ込み思案な性格だったが、ロイドによって能力が制御できるようになり明るい雰囲気を持つようになった。

ジェイド

CV:島﨑信長

「ノロワレ」を持つ仲間たちを集めて、暗殺者ギルドを設立したリーダー的存在。自分の意思とは関係無くさまざま場所に転移されてしまう「神隠しのノロワレ」を持つ。
その正体は、ロードスト領を支配する貴族の三男。強い権力で領地を支配する血族の行いを止めるべく、ノロワレを持つ仲間を集めていた。
面倒見がいいアニキ分の性格で、暗殺者ギルドのメンバーにも頼りにされ、慕われていたが……。